霧隠主将(きりがくれ かずまさ)
第1部に引き続き、主人公。中学時代、全国大会に出場し、キャプテンとしてチームを引っ張りベスト8に進出する活躍を見せ、強豪高校からスカウトされる程の選手に成長する。そんな中、野球部顧問の草刈の頼みで、東香西高校を見学に行く事になるが、下級生をシゴく事を生き甲斐とする上級生や、それを知りつつ黙認している指導者達の姿を見て、その体育会系さと、現状抱えている高校野球の問題点に嫌気がさし(ただし、高校野球や甲子園大会が嫌いな訳ではなく、「日本の夏は甲子園大会があるから美しい」と発言している)、無名の新設校である朋王学園に進学。そこで強引に硬式野球部を作り、自らキャプテンになり甲子園出場を目指していたが、上記の様に本人が望まない形で甲子園出場が決まってしまい、インタビューでその事に対する怒りを爆発させ、さらに、始球式の球でホームランを打つなど観客やマスコミを敵に回してしまう(新聞の見出しは『ふてくされ王子』)。だが、2回戦終了後、対戦チームに行った行為が元でマスコミの対応も変わり、『ふてくされ王子』から『美談王子』として、良い人扱いされてしまう。
デレック井慈田(でれっく いじた)
千船中野球部元キャプテンでカズマサの盟友。初めて対戦して以来、友人となる。中学時代は狛駒中にことごとく破れているが、その野球センスからカズマサ同様、強豪高校から注目されている。ユッキーに惚れていて、カズマサとユッキーの家が隣同士なのを知り、毎日のようにバスで40分かけてカズマサの家に通っていた(ただし、ユッキーには相手にされていない)。カズマサについて行き東香西高校に見学へ行くが、その際カズマサと同じ思いをした為、カズマサの誘いで、朋王学園に進学する(実は心の中で、カズマサと同じチームで野球をしたいと思っていた)。父親譲りの野球の才能に加え、母親譲りなのか、カズマサに勉強を教えられる程頭が良い。カズマサ同様、望まない形で得た甲子園出場を不満に思っている。
蝦名(えびな)
千船中野球部の元エース。デレックの父親ロジャーに鍛えられ、さらにレベルアップする(だが、立ち上がりの悪さは相変わらずで、それが原因で負けてしまうパターンが多い)。カズマサとデレックに引きずり込まれる形で朋王学園に進学する事になる。ロジャーは無名高校に進学して荒削りなまま、注目されずに日本のプロ野球からドラフトされないようにして、大リーグのチームに入団させようとしているが、本人は甲子園に行きたいし、アメリカには行きたくないと思っている。蝦名もまた、カズマサやデレック同様、望まない形で得た甲子園出場を不満に思っている。
塚田柚希(つかだ ゆずき)
カズマサの幼馴染。中学卒業後は女子高に進学するつもりでいたが、カズマサと一緒にいた方が面白そうと考え朋王学園に進学し、野球部のマネージャーをかって出る。デレックから熱烈なアタックを受けているが、相手にしていない。
ロジャー井慈田(ろじゃー いじた)
デレック井慈田の父親。カズマサの策略で朋王学園野球部監督になる。カズマサの事を「恐ろしい子供」と思いつつも、その才能を高く評価している。息子のデレックを甲子園に行かせたいが、蝦名を大リーグに入団させる事も諦めきれず、板挟みになっている。アメリカ人だが、甲子園に対して何故か人一倍思い入れがあり、その為に体育会系を必要悪として容認している節がある。チーム内ではカズマサのアイデアで『ボス』と呼ばれ、本人も気に入っている(カズマサはたまに『ロジャー』・『おとっつぁん』とか呼ぶことがあり、本人は嫌がっている)。
流山均一(ながれやま きんいち)
朋王学園野球部部長。高校生時代は甲子園大会でベスト8に進出、その後大学で軟式野球に転向し、チームを優勝に導く原動力となり、それをきっかけに『軟式の雄』と呼ばれた。朋王学園には軟式野球の監督として招かれるが、カズマサの売り込みで、その実力を認め、理事長に談判し硬式野球部に変える。本人は監督として甲子園を目指そうとしたが、カズマサの策略でロジャーが監督となり、野球部部長となってしまう。後に勘違いから東香西高校の監督にスカウトされるが、断っている。
本町鉄雄(もとまち てつお)
カズマサの後を継ぎ、狛駒中キャプテンとなり、後を追うように朋王学園に入学する。入学前に試しに参加したノックで高校野球の厳しさを知り、カズマサから駄目出しされてしまう(実はカズマサは期待している)。元々のポジションは一塁手だが、カズマサから「自分のポジションをもう一度考えてみろ」と言われた事で、現在は捕手の勉強中。
日弦悟(ひげん さとる)
本町と同じ歳の1年生。小学生の時、リトルリーグで世界一となったチームの4番打者だったが、その事で大人達から期待されていたのが嫌で、中学時代はサッカー部に入部するが、野球に対する想いが捨てきれず、朋王学園に入学する。元々は一塁手だったが、3年間のブランクは大きく、カズマサから投手になるよう指示される。体育会系の色がない朋王学園野球部の中で、唯一体育会系の匂いを持つ。
蟹江西人(かにえ さいと)
本町と同じ歳の1年生で、ニックネームは『ウエスト』。中学時代はシニアリーグで活躍し、流山部長から「逸材と言われる部類に入れてもいいかもしれない選手」と、その才能を高く評価されている。当初は朋王学園に入学するかどうか悩んでいたが、カズマサの不思議なカリスマ性に惹かれ、入学する事になる。
朋王学園理事長(ほうおうがくえんりじちょう)
朋王学園の理事長であり、大手企業の『たこちゃんほんぽ』の社長。創部間もない野球部が、自分の考えていた以上に活躍した事を喜ぶ。だが、甲子園大会が決まった以降のカズマサの発言や行動に激怒し、一時はカズマサを退学処分にするつもりでいたが、大会でのカズマサの活躍から考えを改め、色々と振り回されているものの応援している。
[編集] 松予野高校
西東京地区の強豪高校。横須賀がスカウトされ入学する。カズマサが1年生の時、甲子園に出場した。
横須賀昌輝(よこすか まさき)
カズマサにより、アンダースローに変更させられ、、那巳川と共に狛駒中の投手の二枚看板として全国大会でベスト8まで進出する。卒業後スカウトされ松予野高に入学、1年生ながら控えの投手としてベンチ入りし、試合出場は無かったが、チームは西東京大会を制し、甲子園球場の土を踏む。2年の夏、吟南高校に敗れた後新チームではキャプテンに就任する。
FX
[編集] 昭明高校
西東京地区の強豪高校。那巳川がスカウトされ入学する。
那巳川(なみかわ)
元々は捕手だったが、中学時代にカズマサのアイデアにより投手に変更させられる。この事により隠れていた才能が開花し、横須賀と共に狛駒中の投手二枚看板として全国大会でベスト8まで進出する原動力となった。これを評価され、昭明高にスカウトされ入学する。捕手出身の為「かつぎ投げ」「キャッチャー投げ」などと呼ばれる独特の投球フォームをするが、それがボールの出所を見えにくくさせると言う副産物を生み出し、球は速くはないが、絶妙のコントロールを持っている。1年の夏の大会終了後に監督の判断でエース格として指名される。これは上級生のエース候補を発奮させる為であったが、エース格に選ばれた彼のモチベーションと実力を上げ、実質的にもチームのエースとして認められる結果になった。2年の夏には準決勝まで防御率0点台を誇るほどの投手になり、「那巳川ギャル」も出現するほどになった。しかし、カズマサ達と戦い敗れる。2年夏の予選の決勝で敗れ、ふてくされているカズマサの下に、横須賀・二瓶と乗り込んでいった。
不動産
[編集] 東香西高校
西東京地区の強豪高校。カズマサをスカウトするべく、OBのルートで野球部への見学に誘うが、そこでカズマサに体育会系の嫌な面を見せてしまい、結果的にカズマサやデレックが朋王学園に入学する原因を作ってしまう。カズマサ達が2年の春にはコールド負けするなどあまり良くない戦績だったが、夏の予選では決勝に進出、朋王学園と対戦、勝利し、甲子園行きのキップを掴むものの、その後、部員同士による暴力事件が発覚。この事により出場を辞退する。
先物取引
田浦浩(たうら ひろし)
東香西高校の監督。カズマサらが生徒と問題を起こした際、強引に入学させようとするが失敗する。一時、監督を辞めさせられそうになるが、次期監督候補に挙げられた流山が監督就任を断った為、そのまま監督を続ける。
[編集] 栄光城学園高校
東東京地区の強豪高校。創立2年目の新設高校だが、全国から才能ある中学生をスカウトし、1・2年生のみのチームで夏の大会ベスト4、秋の大会で優勝する。仏教系の私立高校で、運動部は野球部しか存在しない。
郡司(ぐんじ)
栄光城学園高校の監督。監督として2回、甲子園で優勝している。
宇和島(うわじま)
栄光城学園高校のキャプテン。ポジションは遊撃手。仏教系。
佐渡(さど) FX
栄光城学園高校のエース。ポニーリーグで世界一になった経歴を持つ。
[編集] 吟南高校
西東京地区にある高校。野球部の実力は強豪校までは行かないが、結構強い。カズマサが2年生時の夏の地区予選で松予野高校に勝利すると言う番狂わせを起こし、準々決勝で朋王学園と対戦する。上級生の理不尽なシゴキにより、2年生と3年生の仲は悪い。
二瓶(にへい)
狛駒中時代のカズマサのチームメイト。中学卒業後、この高校に進学する。中学時代より背が伸び体格も良くなったためバッティングが開花し、吟南高校で4番の座を手にする。他の2年生と同じく3年生との仲は良くなかったが、朋王学園と対戦後、3年生と和解する。
FX
[編集] 紅山農林高校
甲子園大会の一回戦で朋王学園と対戦した、熊本県代表高校。大会が始まるまでのカズマサの言動により善玉に祭り上げられてしまい、多大なプレッシャーを受ける事になる。
屋敷(やしき)
紅山農林のエース。地区予選を勝ち抜く原動力となった好投手だが、観客やマスコミから正義の味方のように扱われてしまい、ただでさえ多大なプレッシャーのかかる甲子園大会で、それを上回るプレッシャーを受けて自滅してしまう。